2020年以降、急速に盛り上がりを見せたブロックチェーン技術を使ったゲーム。ビットコイン ギャンブルも人気ですが、中でもMove-to-Earnで一躍脚光を浴びたSTEPN(ステップン)は特に話題になりました。このSTEPNのプラットフォームで発行されている2つの仮想通貨が、GSTとGMTになります。この仮想通貨は、ゲームを有利に進めるために重要な要素となっています。
今回の記事では、このGMTとGST 仮想通貨についてその特徴や取引所、基本情報などを徹底解説していきます。まずはSTEPNについてご紹介していきましょう。
STEPNとは?
それまでは、戦闘系やクエスト系のブロックチェーンゲームが人気でしたが、このSTEPNはひと味違います。STEPNでは、まずNFTスニーカーを購入し、現実世界を歩き回ったり走ったりするという、簡単な運動をこなすことで報酬を得ることができます。
そのシンプルな操作性とルールで、誰にでもプレイできる「Move to Earn」が日本では特に注目されました。日常生活の一部で健康維持を兼ねて、STEPNを起動しつつウォーキングやジョギングをするだけで、報酬を稼ぐことが可能であるわけです。そしてこのSTEPNに必要になるのが、GMT、GST 仮想通貨です。
GMT、GST 仮想通貨の基本情報
続いてはGMT、GST 仮想通貨について見ていきましょう。
GMT 仮想通貨
GMTとは、Green Metaverse Tokenです。
STEPNのゲーム内で用いられるGMT 仮想通貨はガバナンストークンで、保有していると投票やゲームの進行に利用できます。
- 発行上限:6億GMT
- 現在の価格:40.73円(2024年1月22日現在)
ガバナンストークンとは
保有者に対して、DAO(分散型自律組織)やDApps(分散型アプリ)などの開発・組織運営における意思決定に参加する権利を付与するブロックチェーン上で発行されるトークンの総称です。
日本円に換金可能
GMTは、海外の大手仮想通貨取引所である「バイナンス」にも上場されており、実際に日本円などに換金することも可能です。
GMT 仮想通貨の使い道とは?
ガバナンス以外の使い方がこちらです。
- スニーカーのレベルをあげる
- スニーカーを生成する際の手数料
- スニーカーの装着アイテムのスペック強化
- 不運な出来事に見舞われた際のGSTリターン報酬システム登録
- スニーカー属性ポイントの追加
上記のような場合にGMT 仮想通貨を使用します。
※5番は今後実装予定となっています。
GMT 仮想通貨を購入できる取引所
GMT 仮想通貨は現在、海外の仮想通貨取引所でのみの取り扱いになっています。
- Binance(バイナンス)
- BTCC
- Bybit(バイビット)
- KuCoin(クーコイン)
- Gate.io(ゲートイオ)
- MEXC
GST 仮想通貨
GSTとは、Green Satoshi Tokenです。
STEPNのゲーム内で、GST 仮想通貨はユーティリティトークンの役割を担っており、報酬として獲得できます。
- 発行上限:なし
- 現在の価格:1.51円
ユーティリティトークンとは
特定のコミュニティや、サービスなどを利用するにあたって、権利や機能を有する実用性のあるトークンのことです。Utility( ユーティリティ)という言葉の通り、なんらかの実用性が認められているトークン全般のことを指しています。
GST 仮想通貨の使い道とは?
- スニーカーのレベルを上げたり、時間短縮をする
- スニーカーを生成する際の手数料
- スニーカーの装着アイテムのスペック強化
- ミステリーボックス開封時間短縮
- スニーカーの修理
- スニーカー強化アイテム装着用ソケットの解除
GMTとGST 仮想通貨両方が必要となる項目もありますね。以上のようにGST 仮想通貨を使用します。
GST 仮想通貨を購入できる取引所
GST 仮想通貨も現在、海外の仮想通貨取引所でのみの取り扱いになっています。
- Bybit(バイビット)
- Huobi Global(フォビグローバル)
- MEXC
まとめ
STEPNは、今後も有名ブランドとのコラボが決定していたり、様々な機能のリリースが発表されています。Move to Earnのコンセプトを作ったSTEPN、今後もまだまだ注目されていくはずなので、楽しみですね!